コーポレート・ガバナンス

取締役会

取締役会

任期:2023年6月30日~2026年6月29日

当社の取締役会は、7名の取締役で構成されており、ケーブル業界、財務、ビジネス、マネジメントなどの分野において、優れた専門知識と豊富な経験を有するメンバーによって組織されています。
そのうち、徐永珍教授(国立清華大学電子工学科)、巫麗卿氏、黃詩易氏の3名が独立取締役として任命されています。
取締役会は、会社全体の運営および経営方針の監督を担い、経営陣が日常業務、財務諸表の作成、資金調達、投資などを遂行する際に適切なガバナンスを確保します。
また、取締役会の権限行使は経営陣の職務遂行を妨げるものではなく、経営の透明性と効率性の両立を図ることを目的としています。

取締役および主要経営陣の後継者計画

1. 取締役会メンバーの後継者計画および運用状況:

1-1. 取締役の選任方針と多様性の推進
当社では、取締役の選任は定款に定める候補者指名制度に従い、既定の手続きを経て実施しています。
また、「コーポレート・ガバナンスのベストプラクティス原則」および「取締役選任手続」に基づき、取締役会の構成において多様性を考慮する方針を採用しています。 この多様性方針は、当社の事業内容、経営環境および将来的な成長ニーズに基づき策定されています。

1-2. 取締役の専門性と継続的な教育
現在、各取締役は当社の事業特性に関連する経営、ビジネス、財務会計および必要な業務スキルを有しています。
取締役全員に対して年6時間以上の継続教育を義務付けており、業界知識と経営能力の向上・維持を図っています。
今後も現行の取締役構成とバックグラウンドを基盤としながら、さらに強化を進めていく方針です。

1-3. 後継者育成と人材確保
当社では、既に複数の主要幹部が経営企画力および事業運営の専門知識を有しており、取締役としての職務を遂行できる体制を整えています。
さらに、必要に応じて外部の専門人材を招聘することで、将来的な取締役会の後継者計画を一層強化していくことを計画しています。
独立取締役については、法令に基づき、ビジネス、法務、財務、会計、または会社の事業運営に関する実務経験を有する人材であることが求められます。
当社では法令要件を遵守し、取締役会の多様性を考慮した人選を行い、企業統治機能の強化を図ります。

2. 後継者計画および重要な経営陣の運営状況:

2-1. 当社では、アシスタントマネージャー以上の上級管理職は組織運営および経営責任において重要と位置付けています。それぞれの管理職には代理者が指定されています。これらの重要な経営人材およびその代理者を育成・発展させるために、当社は定期的に内部および外部の研修プログラムを実施しています。また、定期的に開催される内部戦略会議への参加も奨励し、経営判断力や管理能力、問題解決能力などの専門能力を高めることを目指しています。この取り組みは、経営陣の質を向上させ、将来の会社のニーズに対応できる有能なプロフェッショナルを育成することを目的としています。

2-2. 当社では、毎年の従業員評価を実施しており、定期的な観察と業績評価を通じて、重要な経営職にふさわしい候補者を選定・確認しています。